360°写真とおっさんとブログ

360°写真撮影するおっさんが関係あることないこと気ままに書くブログ

ストリートビュー画像編集の神アプリはこれだ

撮影より画像編集が大変

360°写真の撮影は「RICOH THETA」ならあっという間に撮影できます。
なんせワンショットで360°写真につなぎ合わせてくれるんですから。

でも、その後の画像処理がものすごく時間がかかります。

何に画像編集時間を要するかというと
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↑コレ

カメラマンが隠れて遠隔撮影しても、三脚や一脚を使用する場合はどうしてもカメラを固定する雲台や脚の部分が写ってしまいます。

ストリートビューやその他360°写真の作例を見ると、360°写真の底の部分の処理をどうしているかで投稿者さんによって大体3パターンに別けられます。

① そのまんま
何も処理をせずそのまま三脚や撮影者さん自体が写り込んでいるパターン

② 画像貼り付けで隠す
三脚の脚部分をごっそり隠れるサイズのサイトURLや、企業広告などを貼り付けて隠すパターン

③ 無かったものとして消す
画像編集ソフトで編集して消す

以上が360°写真の底部分処理の3パターンですが、圧倒的に多いのが③です。

景色以外の情報はVR感を削ぐ

『自分が実際に訪れたかのような没入感』は③のような底部分に何もない状態が1番良いです。

3月のはじめに「米国ディズニーランド」がストリートビュー対応したということで、速攻ストリートビューを確認した時は撮影者さんが撮影機材を背負って撮影しているのが見れました。今は画像修正されていて、すっごい雑な処理が逆に施設より面白いレベルです笑
「ビッグサンダーマウンテンレイルロード Big Thunder Mountain Railroad

情報を足すことで消しているような上の②に近い③になっちゃってますね。足元が目立っていて気になりすぎます。

画像編集はスマホアプリでも可能

こういった底の画像処理にはやはりパソコンで「Adobe Photoshop CC」等を使って処理するのが1番キレイに仕上がります。

でも、お手軽にスマホやタブレットアプリから処理できないかなーって人には、「 Adobe Photoshop Fix 」が良いです。

このアプリは画像のレタッチや修正に特化していて、簡単に写真を修正できます。

しかも無料アプリです。

Adobe Photoshop Fix
Adobe Photoshop Fix
開発元:Adobe
無料
posted withアプリーチ



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「Photoshop」のレタッチ機能をそのままに

アプリをダウンロードして無料でアカウント作成をしてログインすれば、使用しているデバイスから画像データを引っ張り出して修正開始です。

下の画像は下部のメニューの「修復」項目の中の、「スポット修復」で画像中の左下隅を少し触ったところです。

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自動で近くの地面を参照してレタッチされています。あまり大きな範囲をずるっと撫でると余計な情報を含んだレタッチが施されてしまうので、少しづつ修復して行った方が良いです。
「コピースタンプツール」の方は参照元を自分で指定してレタッチしていく形なので、違和感の少ない繊細なレタッチができます。

そうして三脚を消した画像がコチラ
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記事トップ画像と比較していただけるとよく分かりますが、三脚とついでにその陰も消しておきました。

神アプリにさらに期待するなら

これだけのことが無料でできるので、このアプリは間違いなく神アプリです。

神にさらにお願いをして創造神レベルにいってもらいたいことがあります。それは360度状態でレタッチしたい部分まで移動してレタッチができたら少々お値段しても課金します笑

「Adobe Photoshop Fix」では360度写真として表示することは出来ないので、一枚のパノラマ写真として上の編集中画像のように写真の一番下の部分を広範囲に修正しなければいけない形になります。

これが本家PC版の「Adobe Photoshop CC
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html
」などでは、多少ビュー設定を変える手順がいりますが、底部分の三脚の部分をそのまま編集できるのです。

これができれば作業時間が大幅に短縮されるので、360度写真編集の絶対神アプリとしてその位置を不動のものに出来るのは間違いないです。

あとは保存した後に「LINE」や「Facebook」に貼り付けるときにそのままでは360度表示されないので、「THETA +」アプリで読み込んで新規保存してやらないといけない手間を省ければアメイジングです。

THETA+
THETA+
開発元:Ricoh Co., Ltd.
無料
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さて、画像編集編としてブログ公開しましたがいかがでしたでしょうか。
次回は実際に「ストリートビュー」として画像同士をつなげて、「Google マップ」に投稿していきます。